ニキビと紛らわしいマラセチア毛包炎の原因、治療方法について
マラセチア毛包炎が出やすい場所が、腕、肩、背中、胸となります。 顔より上半身に出やすい特徴があります。体は知らず知らずのうちに、汗がかきやすく汚れが溜まりやすいためです。 マラセチア毛包炎の予防には身体を清潔に保つということが一番大事です。
顔や頭皮のマラセチア毛包炎と同様に、こまめにシャワーや風呂で汗を落とし、ボディソープなどできっちり洗いましょう。 ゴシゴシと強い力では肌に刺激を与えすぎてしまうので、優しくソフトに丁寧に洗いましょう。
布団も汗がかきっぱなしだと、清潔とは言えません。出来れば天日干しなどをしたいところです。 布団を干すことが出来ない家庭では、布団乾燥機や除菌スプレーなどを利用しても大丈夫です。 どっちにしろ、年に何回かはコインランドリーで洗いたいとこですね。
部屋も高温多湿にならないよう心がけましょう。 寒すぎても新陳代謝が悪くなりますし、除湿をし過ぎれば、ウイルス感染や保湿性が落ちやすくなります。 ここらは適切なバランスでカバーしていきたいところです。
腕の中でも、二の腕がもっとも発症します。二の腕に赤いぶつぶつができると気分もイヤになります。 夏などに半そでになると、かなり目立ちますし、女性の方ならなおさらイヤに気持に。
マラセチア毛包炎が腕に出やすい理由の一つにカミソリでのお手入れがあります。 カミソリで剃ることにより、小さな傷がたくさん付き、そこからマラセチア菌が繁殖しやすくなります。
腕は汗がかきやすい場所ですが、外出中でも、ボディシートでお手入れは簡単にできます。 汗で汚れたなと思ったら、すぐに拭き取り、清潔でいましょう。
肩も汗をかきやすい部位の一つです。就寝中も肩と寝具が触れており、汗や皮脂が溜まりやすいです。 肩も腕と同様に、外出中でも塗れタオルなど拭き取ることができます。
背中はもっとも汗がかきやすい場所の一つ。就寝中も敷布団に触れている時間が多く、 密接した場所は汗や高温でマラセチア菌が繁殖しやすくなります。 シャワーに入っても背中をしっかりと洗わない人もいます。 マラセチア菌にとって、背中は発症しやすい場所になります。
胸も汗がかきやすく、汗や皮脂が溜まる場所の一つ。 外出中に汗をかいても、なかなか拭き取ることが難しいですよね。 汗をかきやすい時期は、汗を吸収しやすいインナーを見につけるのもいいでしょう。